活字の森 思考の迷路

読んだ本や考えたことなど徒然なるままに書いていきます

キンキーブーツと三浦春馬

三浦春馬さんの代表作だったキンキーブーツ。

春馬さん亡き後キンキーブーツの日本での3度目の公演でローラ役を射止めたのは城田優さんだ。長身でガタイのいい城田優さん。身長190センチ。あのブーツを履いたら2メートルを超えるだろう。頑張れ、小池徹平さん。

news.yahoo.co.jp

だがしかし、主役を射止めた城田さんに世の中からは祝福の声ばかりではない。

Twitter上には三浦春馬さんの役を盗られたように感じるファンの声も溢れている。

これは春馬さんの所属していた事務所がきちんと彼を悼みファンと悲しみを分かち合っていたならば違ったことになっていただろう。亡くなる前の春馬さんのやせ細った追いつめられ様を見るといくら事務所が弔ったところでそれでも許せないと思うファンは残ったであろうが、今ほどではなかったはず。

私は「おカネの切れ目が恋のはじまり」で春馬さんが立ち食いそば屋で蕎麦を食べるシーンを見るのがつらかった。食べ物も碌に体が受け付けなさそうで痛々しかった。演技派の彼がそう見えてしまったくらいだから衰弱はいかばかりだったか。

 

f:id:pengin-dou:20211105233313j:plain

 

大人には大人の世界のしきたりや建前がある。

例えばどこかの会社で嫌われ者の部長が亡くなったとする。その上の上司も部下もその部長を超絶嫌っていたとしても対外的にちゃーんと弔意を表して神妙な顔をする。例え表面的だったとしても、だ。

しかし、三浦春馬さんに対してあの会社はそれすらしなかった。

社内でどんなに嫌われ者だったとしても他の事務所だったらもっと大人の対応をしてファンの不満を増幅させるようなことはしなかったと思う。心の底では「ふん!」と思っていたとしてもファンに心を寄せる演技はしただろう。だが明らかにあの会社は亡くなったあとまで三浦春馬さんを冷遇している。事務所は自分たちが彼をもてあましていたことや好いてはいなかったことを隠そうともしていないように見えてしまう。

 

一体、三浦春馬さんは何をしたのか。何がそこまで駄目だったのか。

一体何をすればそこまで忌み嫌われるのだろうか?

 

事務所の冷たい対応がかえって好奇心をそそる。SNSでは事務所について意見や感想を述べると垢バンされたり大変なようだったが、その対応もファンの不審感を飛躍的に増幅させるものだった。不審感どころかその事務的な対応はファンの間に憎悪さえも広げていった。事務所のその頑なな対応の原因は一体何が考えられるか。

  1. 春馬さんのことが本当に本当に嫌いだから心から弔わない。
  2. 春馬さんに呪われそうだからなるべくさわらない。もう一刻も早く忘れたい。
  3. 「春馬をこんなに冷遇してますよ!だから許してくださいね!」とどこかに向かってアピールしている。(怖っ)
  4. 本当は生きているので弔いたくない。

さて、上記の選択肢にあてはまるものはあるだろうか。そんな風に妄想させる怪しさが三浦春馬事件にはある。個人的には「4.本当は生きているので弔いたくない」ならいいなと思っている。

 

春馬さんの本当の死の原因は何かとまだ多くの人たちがSNS上で探っていたとき、信憑性がありそうだと感じた情報もあった。へーたさんという人がアーティストXさんから聞き取ったというものだったが、拡散している方が怪しげになってきてしまいそれもガセだったのだろうかと思うと残念。ドラマの経験はないがギョーカイに暮らしている人間としては、へーたさんが聞き取った内容についてはそれほど不自然さを感じなかった。事務所内の騒然とした感じは目に浮かぶしその後の質問の答えはいかにもありそうだったが、私は騙されやすい人間なのかもしれない。へーたさんの情報以外にもたくさんの憶測や推理が飛び交ったが、依然として私やファンのみなさんの心が晴れるような真実は出てこない。私個人の中では三浦春馬事件はケネディ暗殺やマリリン・モンローの死と同レベルの不可解な死にあたる。本当は何が原因で何によって命を絶たれなければならなかったのか、春馬さんの名誉のためにも一日も早く明らかになってほしいと願う。しかし本当は生きていてくれたらそれが一番嬉しい。願わくばある日突然ブロードウェイのキンキーブーツでローラとして登場してほしい。もしも生きているのなら早く出てこい、三浦春馬!!と書いておく。生存説すら考えられてしまうほど彼の死には謎が多すぎる。

 

※ここから先はオカルト成分が入ってしまうので読みたくない人は飛ばすことを推奨。また春馬さんについて失礼な話も入ってくるのでファンの方も飛ばすことを推奨。

 

正直に言うと私は三浦春馬さんが亡くなる1年ほど前から、彼がテレビに映ると怖くて気持ち悪くて仕方なくなってしまい「せかほし」も見られなくなってしまっていた。なぜならば私の目には彼にぴったりとトランプのジョーカーのような人が張り付いているように見えてしまっていたからだ。そいつは人の運気を吸い取る奴で、そいつが張り付いている春馬さんから画面を通して不運が感染りそうで怖かった。春馬さん自体から縁起の悪さを感じてしまっていたのだ。そしてあの訃報。あの日の夕方16時前、仕事から帰宅途中に家族からLINEに「春馬、死んじゃった」と連絡が来て春馬さんの死を初めて知ったのだが、一番に「あいつ(ジョーカー)やりやがったな」と思ったのだった。

春馬さんが世田谷区から引っ越して○○○○(お住まいの方に申し訳ないので伏せ字にします)という場所に住んでいたことは彼が亡くなったと伝えるニュースを見て初めて知ったのだが、その○○○○も私は元々苦手な場所だった。通るだけで運気が吸い取られそうだったし、縁起の悪さも感じて車で走りすぎるだけでも嫌だった。そんな場所に引っ越してしまったからあのジョーカーみたいな奴が取り憑いてしまったのかと思った。春馬さんが亡くなったとされた数日後、仕事で会った霊能力者と春馬さんの話になった。取材で伺ったその方のご自宅が○○○○の徒歩圏内だったのだが、やはりその霊能力者も○○○○はよくないと仰っていた。彼女は春馬さんが亡くなられたニュースを見て歩いて行ってみたがやはりよくない気を感じてすぐに帰ってきたそうだ。ただし、土地の気の感じ方には個人差があるだろうと考える。人によっては○○○○の気が最高にいい場合もあるかもしれない。それはパワースポットと呼ばれる場所にも人によって合う合わないがあるのと同じだと思う。

春馬さんの一周忌もとうに過ぎてなぜ今さらこんなオカルトじみたことを書いたのかというと、もう春馬さんのことについてネットで調べている人は多くないだろうということと当ブログを読む人が少ないだろうと考えたからだ。そして何よりキンキーブーツでローラを城田優さんが演じるというパンチの効いたニュースを見て、ひっそりとこっそりとここに書き残しておこうという気になったのだ。