活字の森 思考の迷路

読んだ本や考えたことなど徒然なるままに書いていきます

明日の朝からがんばろう

最近、「あ〜、今日も何もできなかった〜」と思いながらベッドに入ることが多い。

朝が弱いので午前中は頭悪すぎて何もできないし、かといって朝何もできないと何故か連鎖的に午後も何もできないし。早起きすると体質的に一日中ぼんやりして使い物にならないし。こんなんじゃ駄目だけど、一体どうしようかというのが悩みでもあった。どうしてみんな”朝活”なんてできるんだろう。

 

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それが、今日、たまたまYouTubeで聞いた動画に「あ!明日から朝、頑張れるかも」という気持ちにさせられた。その動画がこちら。右の女性の顔がまったく朝の私なんですけど。

 

 

「頭が超悪くなる朝やっては行けない行動4選!集中力やIQが低下してストレスまで増える【モーニングルーティン│朝活の過ごし方│眠い原因】」

 

ふむ。私は朝集中力もないし多分IQも低下している。これがどうにかなるのだろうか。

聞いてみたところ、朝やってはいけない行動の4つは以下の通り。

 

①前日の夜にできることを朝すること

着ていく洋服を選ぶ、掃除をする、洗濯をするなど、前日の夜のうちにできるようなことを朝やるのはもったいないと。朝はもっともリフレッシュできていて頭のよいゴールデンタイム(他人様にとってはそうらしい)。このゴールデンタイムと夜の疲れきった時間では価値が4倍違うのだそうだ。1万円のものを4万円で買うのと同じ、そう言われると朝やるのはかなりもったいないということが実感できる。

私は朝は超絶弱いけれど、朝、これらのことを時間をかけてやるよりも夜のうちに掃除などやってしまって、朝はとにかく机に座ることにする。何となくその方がいいような気がしてきた。

 

②テレビやSNSを見ること

これはついやってしまっている。毎朝、目が覚めると時間を確認するためにテレビをつけてしまうし、何か仕事の連絡が入っていないか起き上がる前にベッドの中でSNSをチェックしてしまう。そしてついつい他の記事をチェックしてしまう。しかもかなり時間を取っている。

なぜ朝テレビやSNSを見てはいけないかというと時間を取られるし、ネガティブなニュースを見るとそれが心にすり込まれてその日1日の気分が悪くなってしまうかららしい。どちらもわかる。これからは朝は気分のよいことだけをしよう。

 

③長い通勤・通学時間

これは主に自宅で仕事をしている私には関係ないけれどメモ代わりに書いておく。

通勤時間が45分越えると離婚率40%上がり、90分越えると不安感が激増し人生の満足感の低下、暴飲暴食による肥満が増えることがわかっているという。通勤時間が長い人は歩いて職場まで通える人より40%多く稼がないと割に合わないらしい。自転車や徒歩で通える人は人生の満足感の低下はあまりないという。これはわかる気がする。いくら電車の中で本が読めるとか言っても、東京の激混み電車で45分以上はつらい以外の何ものでもない。学生時代、2時間かけて自宅から通学してくる友だちがいたが、いつも気分が悪そうだったし実際短命だった。

 

④自己研鑽の時間を作らない

自分が最も優秀でいられる時間に自己研鑽しないのはもったいない!ということらしい。

しかも、「やばい会社行かなくちゃ!」みたいな締め切り効果があるのでかなり集中できるとか。これは私はわからないんだよな。このあと出勤だと思うと「ああ、もうこんな時間!」みたいに焦らないのかな。私はあとに予定があるとかえって気が散ってしまうタイプなんだけど、締め切りに追われているときには確かに集中力があるしなあ……難しい。

あっと、書き忘れるところだった。朝、自己研鑽の時間を作ると早寝早起きの習慣が付いて健康が手に入るというのもポイントらしい。

 

朝は頭が全く働いていないのでいろいろ難しいかもしれないが、明日朝からとにかくパソコンの前に座ろうと思う。

あ、そうだ、8月で止めてしまったが、ジュリア・キャメロン「ずっとやりたかったことをやりなさい」を読んで以来、私は2年くらい毎朝モーニング・ページを書いていたのだった。

この本はハリウッドで活躍する小説家・脚本家で、創造性を育てる方法を教えたりもしているジュリア・キャメロンのアーティストの創造性を回復させるためのプログラムをまとめたものらしい。しかし、何かを創造したい人ならアーティストじゃなくてもこの本を読む価値は十分にある。何かを創造したいのにどうしたらいいかわからない人に読んでほしいと思う。また、自分の中の可能性を広げてくれるワークなので自分の心を抑圧してしまっている人にも勧めたい。

モーニング・ページはこの本に出てくるワークのひとつで、脳の中にある余分なものを吐き出すために朝起きたらすぐにノートに向かい3ページ、思いついたことをひたすら書くというもの。買い物メモでも何でもいいからとにかく毎朝おきたらすに3ページ埋める。埋めるまで止めちゃダメ。誰にも見せないので何を書いてもいい。頭の中にあるモヤモヤをあさイチで出してしまうほかに思考の整理もできると思う。また、私はこれを毎日続けていたら書くのが格段に早くなった。自己研鑽の代わりにというか、これも作家にとっては自己研鑽だけど朝起きてすぐにまたこれをやろうかな。

ワークにはモーニング・ページの他にアーティスト・デートというものもある。これは自分の内側にいる子どもとのデートの時間を週に1回取るというものだ。水曜日なら水曜日と時間を決めて。このワークははお金ではなく時間をかけることが大切なので、文房具屋さんをブラブラしてかわいい文具を見るとかおさんぽをしてきれいな景色のなかでゆっくりするとかそういうことで十分。

芸術の秋だし(もう冬??)またモーニング・ページとアーティスト・デートのワークも再開してみるか。

というわけで今夜はもう寝よう。早寝早起きに挑戦だ!

 

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