本を処分する
昨日ブログで宣言した通り断捨離に着手。
今日は本棚から溢れる本に着手した。いや、溢れて入りきらない本はまだ新しいもので、本棚に陣取っている古い本が処分の対象なのだが。
処分する本は50冊以上になり、本棚に入りきらずに重ねてあった本を空いたスペースに収め始めたのだが……何ということでしょう! 前よりも本棚が雑然としてしまった。読む順番などを考えてまだ仮置き状態で高さや種類もそろえて収納できていないのが原因だが、これだけ雑然としているところを見るともっともっと処分しなければならないという気になる。
大学時代、貧乏学生だったので書店で欲しい本を見つけてもなかなか買えなかった。バイト代が入って買いに行くともう売れてしまっていた。そのせいで「本だけはほしいものがあったら無理をしてでも速攻で購入すべし!」という変な信念が生まれてしまい部屋は本で埋まることとなった。仕事で使う資料もあるから余計に増えていく。だがいまはAmazonや電子書籍の登場で本を手放すハードルは格段に下がった。検索すれば大抵のことは調べられるので資料としての本の必要性も下がった。数年前はこれを手放したらもう会えないかもしれないとか、手放した途端に資料として必用になるのではないかという恐怖心から本の処分はなかなか精神的にも疲れる作業だった。以前は本を手放すときには断腸の思いで箱詰めしていたのに情報を集めやすい時代になったいまはそんな悲壮感は姿を消し、冷酷非道に処分している。処分と言っても古書店に引き取ってもらうので持ち主が私から別の人に変わるだけなのだが。
モノを処分するとそこに新しいものが入ってくると風水やスピリチュアル界隈ではいわれている。失業したときに黙々と断捨離をしたら以前よりもいい仕事がみつかったとか、臨時収入が入ったとか。古い書籍をずっととっておくと新しい情報が入ってこないとも言われている。今回50冊以上手放すのだから、近い将来どんな新しい情報が入ってくるのか楽しみだ。
また以前、本を処分するときには思い切って捨てないとお金が入らないと書かれた本を読んだことがある。金運をよくするには売っては駄目だ捨てなさい、と。いいなと思ったことはとりあえず何でも試してみる私だが、その提案は実行したことがない。だって本がかわいそうだから。以前も書いたが私はものには命が宿ると考える質なので「次の人のお役に立っておいで」と送り出してあげたいのだ。
片づけ熱に火が付いたのでこのまま毎日コツコツ断捨離をしていこうと思う。
とりとめのない話になってしまったので今日はここまで。