活字の森 思考の迷路

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お気に入りの靴下のお題で書いてみた

今週のお題「お気に入りの靴下」

 

初めて【今週のお題】で記事を書いてみる。

お気に入りの靴下か。

なんとも私にピッタリなお題ではないか。

私はそれほどお洒落というわけでもなくとにかく清潔を心がけているくらいなのだが、実は靴下にはこだわりがある。

3足1000円のものでもかまわないのだが、安いからいいやとかどうせ靴で隠れるから何でもいいやという気持ちでは選ばない。そういう気持ちで選んだ靴下では朝どれを履こうか選ぶときにテンションが上がらない。

そんなわけで靴下を買うときにはお店で悩みに悩みまくる。3足1000円ならば気に入ったものが3足にならない場合は買わない。素材は綿が一番好き。そしてなるたけmade in Japanを選ぶ。

そうして選んだお気に入りの靴下のみなさんがこちら。ほんの一部だけど。

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お気に入りの靴下

なんだかしましま率が高いが、それよりも何よりも派手な色が好きみたいだ。

一番左の靴下は左右で柄が違うところがお気に入りのポイント。

そして足首が隠れることが重要。どうしてかわからないが足首が出ている靴下は履き心地が悪く感じる。

 

お店に行って靴下を選ぶのが好きなのだが、最近はあまり選べなくなってきた。

なぜなら私は足が小さいので22.5(あるいは22センチ)〜24センチという靴下じゃないと駄目なのだが、最近は23センチ〜という商品が圧倒的に増えたのだ。日本人の体形も変わって足が大きい人の数が圧倒的に多くなったのだろう。ほんの0.5センチの差だからいいんじゃないの?と思うかもしれないが、23センチ〜の靴下は私には大きい。足先やかかとが余ってみっともないし履き心地も悪い。そして、足の小さな人は必然的に高齢者に多くなるのでデザインが、デザインが………(涙)。もしも22.5センチからの靴下が絶滅したらどうしたらいいのだろう。そうなったら今後は子ども用の靴下にするしかないか。絶滅してしまう前にかわいい22.5センチ〜の靴下を見かけたら買いためておけばいいのかな。小さくてかわいい足はかわいい靴下で包まなければならんのだ。

そしてこの派手な靴下を履きつつ、その上のパンツ(ズボンの方ですよ!)やワイシャツはそれほど派手でもないという。なんだけど、たまにチラリと靴下が見えたときに綺麗な色、かわいい色だといいなと思う。地味な靴下を履いているときにはなんとな〜くテンションが上がらない。

 

なぜこんなに靴下に執着するかというと、幼少期の育てられ方にあると思う。

母は私にはワイシャツの下には必ずTシャツを着ること(Tシャツ1枚でもダメ)と夏でも靴下を履くことを口うるさく言い聞かせた。そのおかげで大人になってからもそれを守る生活が続いている。姉にはそう言わなかったそうだからなぜ私にだけTシャツと靴下を必ず身につけろと言ったのかわからないが、多分、おなかの弱い子どもだったからだと思う。必ず身につけなければならないなら、かわいくないものを身につけるのは嫌だ、という気持ちになったような気がするのだ。

 

靴下は気に入ったものしか買わないと書いたが、実を言うと買い物は全般的にそうだ。安いからこれでいいやとかこれしかないなら仕方ないや、といった買い物は極力しない。なぜなら私はすぐにものに魂を宿らせてしまう人なのでお気に入りのものしか身の回りに置いておけない。あ、魂を宿らせてしまうというのはタルパを作る的なことではなく、大事にするあまり何にでも魂が宿っていると感じてしまうこと。ものはなるべく大切に使うし、壊れてしまって捨てるときにもすごくお礼を言う。そのせいで私が持っている文房具や裁縫道具などは小学生の頃から使い続けているものが多いし、大きな声では言えないが洋服も傷まない限りは何十年も着ていたりする。大学生のときに着ていた洋服すら活躍している。

そんなわけで、靴下という一番汚れがちな衣類も大事に選んで大事に履いている。